ASPIRAL
自然派シャンプーとプロの洗い

白い羊革のジャケットの洗濯事例

プロ・ウォッシュとプロ革エッセンスで洗いました!

白い羊革のジャケット!

白いから、汚れもすぐに目立つし・・・

クリーニングに出すと
けっこうなお値段になりますよね!

でも、ご家庭でも
洗濯できるようになりました!

大切な服を自分で丁寧に
洗えることも嬉しいですね!

実は、白い革は、けっこう洗いやすいんですよ!

Contents

白い羊革のジャケットを自宅で洗濯

プロ・ウォッシュとプロ革エッセンスがあれば、ご自宅でも革製品が洗えます!

羊革100%の白いジャケットです!

普通なら、ご家庭では洗えません。

このジャケットにある表示をみると・・・
「クリーニングは、皮革専門店へ」とあります。

 

洗濯表示は、ドライクリーニングも、
水洗いもNGとなってます。

 

ちなみに、裏地は、ポリエステル。

 

洗濯の準備

まず、プロ・ウォッシュとプロ革エッセンスを用意して、水をはります。

水温は、水道水のままでもいいですが、寒い季節は、手を入れて、冷たくない程度に。ただし、25℃以下にしましょう。

水温が高くなると、革の色が出やすくなりますので・・・

 

上記の水に、プロ・ウォッシュを入れます。

プロ・ウォッシュは、服や革に原液が付かないように。

 

 

さらにプロ革エッセンスを入れます。

よくかき混ぜます。

 

 

革を洗う洗浄液できました。

少し白く濁ってます。

 

革を洗っていきます!

上記で作った洗浄液に、革のジャケットを入れます。

2~5分ほど、つけ洗いします。

つけるだけでキレイになり、気になる場合は、押し洗いですが・・・

白い革なので、ソデやエリの汚れが気になります。

 

 

そんな時は、スポンジを使います。

もちろん、スポンジのやわらかい方で。

 

 

 

プロ・ウォッシュとプロ革エッセンスの洗浄液で、汚れている部分を優しくこすります。

 

裏地のポリエステルの部分なら、スポンジの固い方でも大丈夫。

気になるなら、こちらもやわらかい方で。いずれにしても、やさしくこすってます。

 

濯ぎから脱水

革は水を含んで重たくなってるので、丁寧に扱ってあげてください。

水を入れ替えて、濯ぎの工程です。

 

 

 

 

 

そこに、ジャケットを入れます。

写真でも、透き通っているのが分かります。

1~2分ほどつけ置きで濯ぎをしました。

白い革は、色がほとんど出ません!
そういう意味で、洗いやすい革ですね!

 

洗浄後、脱水機にかけます。

今回は、小型の脱水機を使用ていますが、全自動洗濯機やドラム式洗濯機でも、OKです。
(その場合は、洗濯ネットを使うことをお勧めします)

しっかり脱水すると絞りジワができるで、
軽く脱水することがポイントです。

脱水後、シワを伸ばしながら干します。

 

今回は、高速回転になってから、10秒ほどで止めました。

脱水でのしぼりシワを最小限に!

脱水機から取り出した所です。

 

 

形を整えて乾燥・・・ 洗濯終了!

 

脱水後、シワを伸ばしながら、日陰に干します。

その前に、めくれあがっている部分を元にもどして、形を整えます。

 

 

めくれ上がったまま、乾かすと、そのくせがついてしまいますので要注意です。

 

 

 

 

また、ソデ口や肩等に
丸めた新聞紙などを入れると、
乾燥しやすくなります。

 

 

 

ボケットにも、小さくおった新聞紙を
いれました。

だいたい乾いた頃に、新聞紙は取り除きます。

 

 

 

エリのシワなども、手で挟んで整えています。

エリの形って、大切ですものねぇ~

 

 

 

 

さらに新聞紙で、襟の形が崩れないようにしました。

革なので、乾燥するのに1~2日ほどかかります。

完全に乾くと・・・

白い羊革のジャケットの洗濯の出来上がりです!

簡単でしょ!

 

白い羊革のジャケットの注意点の再確認!

今まで洗えないとされていた革製品も洗えますが・・・

革製品は、普段着のトレーナーを洗うようにはいきません。
しっかり、このサイトを見て、洗ってくださいネ!

注意点を守ってくだされば、ご家庭で革を洗うことは難しくありません。

まず、先にプロ・ウォッシュと革エッセンスで、洗濯液を先に作ってから、
革製品をその中に入れてください。

革って、ブルージーンズように洗うと色が出ちゃうモノですが、白い革は色が出にくいので、とても洗いやすいです。(洗う時間を極端に短くしなくてもよい)

ただし、白なので汚れが目立ちやすいので、部分的にスポンジなどを使い、しっかりと洗ってあげる必要があります。

脱水時間は、脱水の絞りシワを作らないために、できるだけ短い方がいいです。
後で、アイロンをかけられないから・・・

上記では、小型の脱水機を使ったので、洗濯ネットに入れませんでしたが、
通常の洗濯機で脱水する場合は、念のため洗濯ネットに入れた方がいいでしょう。

洗っている革は水を含んで重たくなってるので、丁寧に扱ってあげてください。
(重たくなって伸びやすくなってますよ)