プロ・ウォッシュでの各素材の洗い方のヒント
オシャレ着洗い・ドライマーク洗剤の決定版!
どんな素材でも、洗えるプロの洗剤!
各素材ごとの洗い方のヒントを紹介します!
Contents
プロ・ウォッシュなら、どんな素材でも洗える!
ご自宅では難しいとされているレーヨンやキュプラだけでなく・・・
シルク、カシミア、麻・・・
ダウンやファーについても説明します!
繊 維 |
天 |
植物繊維 | 綿 ・ 麻 |
動物繊維 | 絹 ・ 羊毛 ・ カシミヤ ・ モヘア ・ アンゴラ ・ アルパカ | ||
化 学 繊 維 |
再生繊維 | レーヨン ・ キュプラ ・ ポリノジック ・ テンセル ※木材パルプや綿花など天然由来の繊維素を、薬品で溶かし繊維に再生したもの |
|
半合成繊維 | アセテート ・ トリアセテート ・ プロミクス ※ 天然繊維素を薬品で処理し、組成の一部を化学的に変化させた繊維 |
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合成繊維 | ポリエステル・アクリル・ナイロン・ビニロン・ポリウレタン・ポリプロピレン ※ 石油などを原料として、化学的に合成された繊維 |
※ テンセルは、植物系繊維の精製セルロース繊維に分類される場合もあり
植物繊維の綿、麻の洗い方のヒント!
プロ・ウォッシュは、糸の細いデリケートな綿の服にも!
綿という素材は、普段着にもよく使われまますが、糸が細くいデリケートな綿(例えば、シーアイランドコットン等)は、シルクと同じような扱いとなります。
プロ・ウォッシュなら、糸の細いデリケートな綿素材も、しっかり守りながら洗うことができます。
しっかり守ると言っても、シルクと同じ扱いですから、丁寧に手洗いがお勧めです。洗濯機の場合は、必ずネットに入れ、ドライマークコースなど一番やさしい洗いで。
プロ・ウォッシュで洗うと、色鮮やかに、手触りよくなるはずです。さらに、着用時の傷みも、少なくなります。
イタリー製のシャツなどの洗濯には、最適!
綿製品と言っても、イタリー製のシャツなどは、デリケートな扱いが必要です。
イタリー製のシャツなどを、クリーニング店に任すと、高温のランドリー洗いをされて、
衿が縮んで、台無しってこともありますよね!
イタリー製の高級シャツも、シルク(絹)扱いで洗ってください。
衿袖口が汚れている場合は、市販の液体等の漂白剤で前処理を!
プロ・ウォッシュを洗って、すすいだ後は、お好みの量で糊付けしてください。
ご自宅での“麻”の洗濯では・・・
麻は、洗濯の摩擦で、毛羽立ったり、白けたりします。プロ・ウォッシュなら、麻を守りながら洗えます。
丁寧に手洗いがお勧めです。洗濯機の場合は、必ずネットに入れ、ドライマークコースなど一番やさしい洗いで。
最後に、薄いノリをしてあげると、麻素材特有のハリがでて最高の仕上がりです。
麻素材は、アイロンが大変な素材なのですが、ぬれ干しという方法をつかって、シワが少なくアイロンが楽になる方法を、紹介しています。
動物繊維の絹(シルク)、羊毛(ウール)、カシミア等の洗い方のヒント!
絹(シルク)の光沢を失わないポイントは、繊維を守りながら・・・
絹(シルク)を洗うと、一般的には、光沢がなくなってしまうとされています。それは、洗濯の時の摩擦で、絹(シルク)の毛羽立ちが、起こってしまうからです。
しかし、プロ・ウォッシュなら、服をアミノシリコンでコートして守りながら洗いますので、絹(シルク)には、最適の洗いとなります。
丁寧に手洗いがお勧めです。洗濯機の場合は、必ずネットに入れ、ドライマークコースなど一番やさしい洗いで。
羊毛(ウール)、獣毛(カシミアなど)は、スケールを絡ませないように!
プロ・ウォッシュは、衣類を守りながら洗いますので、洗濯の際にスケールが絡んでフェルト化することを、防ぎます。
ウールだけでなく、カシミア、アンゴラ、モヘアなど獣毛のご自宅での洗濯にもバッチリです!
再生繊維、レーヨン、キュプラの洗い方のヒント!
最も難しいレーヨンの洗い方
一般的には、水で洗うことができないとされているレーヨン素材も、プロ・ウォッシュなら、短時間洗浄をすることで洗うことができます。
プロ・ウォッシュ以外のおしゃれ着洗いの洗剤でも、短時間洗浄で洗えないことはないのですが、衣類を守る保護剤の量が少ないので、あまりお勧めできません。
「レーヨンが、自宅で、簡単に洗えるなんて!!!」
「かなり凄い!!レーヨンが家で洗えました(≧ω≦)」
「はじめてレーヨンとセーターを自分で手洗いしましたが、
ほんとに縮まなかった!」
「これからレーヨンのお洋服洗いまくります!」
キュプラも、レーヨンに準じた洗い方を
キュプラは、レーヨンほど水では縮みませんが、やはり縮みに気をつけた方がいい素材です。
レーヨンほどは、短時間洗浄しなくてもいいですが、レーヨンに準じた洗い方をしてください。
半合繊繊維・アセテート、トリアセテート 、プロミクスの洗い方
絹(シルク)の洗い方を参考に!
プロ・ウォッシュなら、衣類を守りながら、キレイに洗えます!
合成繊維、ポリエステル、ナイロン等・・・
比較的洗いやすい素材
これらの素材は、洗いやすい素材ですが・・・
中には、極細繊維などもあります。
デリケートな作りの場合は、プロ・ウォッシュで、ばっちりです!
混紡の場合、プロのマル秘テクニック!
混紡の割合に合わせて・・・
世の中には、いろいろな繊維がありますね。「レーヨン100%なら分かりやすいけど、30%なのよ!」と悩まれる方も多いようです。
私の感覚では、混紡の10%以下では、ストレッチ素材を除き、その繊維の性質は、あまり感じません。30%ぐらいから、その性質を感じだします。50%を超えると、ハッキリとその性質を感じます。
そのような場合は、その中の水に弱い繊維に注目してください。やはり注意の一番は、レーヨンとなります。
例えば、レーヨンの比率が少ない(10%以下)と影響は少ないので、縮みにくくなります。しかし、レーヨンが入っているので、やや注意深く洗います。
30%ぐらいから、縮みを気にして、短時間洗浄までは行かなくても、それに準じた洗いをします。
50%以上を超えると、ハッキリとそのレーヨンの性質がでますので、本当に縮みやすくなりますので、短時間洗浄をする必要があります。
その他の素材、ダウン、ファー、革など・・・
ダウンの洗い方
ダウンは、表面だけを洗うことがコツです! 山崎は、この洗い方をクリーニング店にも指導しています。
ダウンの洗い方の一例。お風呂場での洗い方。用意するモノ(ハンガー、スポンジ、洗面器)
ダウンをハンガーにかけます(かけた方が楽だから)。
洗面器等に水を入れ、そこに0.2%のプロ・ウォッシュ。次にスポンジのようなモノでダウンの表面をこする。
汚れがひどい衿、袖は、洗面器で漬け込みをしても良い。
その後、シャワーで流すだけ!
フェイク・ファーの洗い方
プロ・ウォッシュで洗うと、フェイク・ファーは、理想的な洗いができます。
それは、コーティングをして洗うからです。
フェイク・ファーを家庭用のシャンプーで洗う方法を紹介しているクリーニング店がいますが、それらは、もともと山崎が指導したこと。
ちなみに、プロ・ウォッシュは、シャンプー以上に繊維を守る力が強いので、
シャンプーで洗う以上の効果があります!
革の洗い方、リアルファーの洗い方
色さえでなければ、プロ・ウォッシュで洗えるのですが、革の中の油分(オイル)が落ちて、やや革が固くなるときがあります。
アスパイラルでは、革用のオイルとして「プロ・革エッセンス」の発売しています。
プロ・ウォッシュで洗えるか、最終の3つのチェックポイント!
① 水洗いで、色が出ないか?
基本的にあまりありませんが、水であまりにも色が出る服は、そのままでは洗えません。
少し色が出るモノは、白いや淡色のモノと一緒に洗わないこと、そして洗濯時間を短くすること、水温をできるだけ低くすることがコツです。
色が出るかどうかの見分け方は、おしゃれ着洗い洗濯講座を参考にしてください。
おしゃれ着洗い洗濯講座 色柄モノの注意
② アイロンが必要な場合、ご自宅でアイロンをかけれるか?
クリーニング店では、プロ・ウォッシュで、背広なども洗っています。
しかし、ご自宅では、背広などはアイロンができません。
洗うことができても、アイロンができない場合は、要注意です。
③ 強撚糸など、水につけただけで変形する特殊品
強撚糸(きょうねんし)の中に、まれに水につけたただけで、アッという間に、チンチクリンに縮んでしまうモノがあります。
こういう特殊品は、ご家庭では水洗いできません。
分からない場合は、服のめだたない端っこに一滴水を垂らしてください。
もし私が書いているケースの場合は、その一滴垂らした所が、ギュッと縮むはずです。
テストは、一滴だけにしてくださいね。後で収拾がつかないことになってしまいます。