クリーニング店の技術をご家庭でも!
洗濯のプロのクリーニング屋さん!
いったいどんな洗濯やクリーニングをしているのか?
その中でも、ご家庭でもできるプロの技をズバリ公開します!
Contents
クリーニング店と同じことが、家でもできる!
ご家庭では、ドライクリーニングはできません。ドライクリーニングは、有機溶剤を使う洗濯方法だからです。
しかし、ドライマークのついた服の洗濯は、ご家庭でもすることができます。ここで紹介する方法は、クリーニング店がドライマークの服を水洗いする時の方法です。
洗濯表示で「家庭での洗濯禁止」のマークがついている服や、シルクやカシミアなどのデリケートな素材の服の水洗いについて、説明したいと思います。
それから、「ウエットクリーニング」についても、説明します。それは、クリーニング店でする水洗いのことです。「ウエットクリーニング禁止」の服を水洗いすることは、以前は、ほとんどのクリーニング店でも行われていませんでした。
しかし、ドライクリーニングでは汗などの水溶性の汚れが取れないため、本当にキレイにはできていませんでした。
私は、かつてクリーニング業界にいた時に、それを工夫して、どんな服でも水洗いできるよう工夫しました。そして、そのやり方を全国のクリーニング店に、そのやり方を指導しています。その結果、クリーニング業界でも、最近は少しずつ状況が変わってきていると思います。
ですから、ここでは、私がクリーニング店に指導しました「プロのウェットクリーニング」のやり方を、ご家庭でもできるようにした方法を紹介します。
でも、なんだか、すごいことを教えてもらえそうで、ドキドキします。
いろんな飲食店があるように、クリーニング店もいろんなレベルがあります。
具体的に洗いの説明をする前に、少しクリーニング店のことを書きますね。
世の中には、いろんなレベルの飲食店があるように、クリーニング店にもいろいろなレベルがあります。
例えば、飲食店の例として、パスタ料理でも・・・
・すごくこだわったシェフがいる本格的なパスタ料理。
・パスタを乾麺でなく、手打ちの生パスタ料理。
・ファミレスなどのチェーン店のパスタ料理。
同じパスタ料理でも、全く違います。
クリーニング店も、これと全く同じで、いろんなクリーニング店が、世の中にあります。
・洗いやシミ抜き、アイロンなど、技術にこだわるクリーニング店
・手頃な利便性を考えたクリーニング店
・とにかく安い値段を追及したクリーニング店
ここで紹介する技術は、技術にこだわるクリーニング店のやり方です。
ご家庭で美味しい料理が作れるように、洗濯もご家庭でかなりのことができます。
お料理が好きな方なら、ご家庭でも、かなり本格的な美味しい料理が作れますよね! 中には、プロのシェフ顔負けの料理を作る人もいらっしゃいます。
ただ、プロの中でもトップのシェフが作る料理より美味しい料理を作ることは、なかなか難しいです。
洗濯も同じです。トップの技術を持つクリーニング店とは、さすがに同じことはできません。しかし、一般的な大部分のクリーニング店となら、ご家庭でも、ほとんど同じか、それ以上のことができます。
もしかすると、ご自分の服を丁寧に愛情をこめて洗うということまで考えれば、かなりのクリーニング店以上のことができるかもしれません。
たしかに、ご家庭には、クリーニング店が持つ専門的な仕上げの機械もないので、背広など立体的でカチッとした服の仕上げはむずかしいです。
しかし、そういう背広などをのぞいて、大部分のドライマークの服を洗うことぐらいなら、ちょっとした注意点さえ守れば、プロのクリーニング店と同じか、それ以上のことができます!
また、いろんな服が洗えるようになってくると、洗濯が楽しくなる人も、たくさんいらっしゃると思います。
どうして、クリーニング店と同じことができると言い切れるのか!?
上記でも少し書きましたが、私自身が洗い方を考え、それを全国のクリーニング店に指導したからです。
全ての洗濯方法が、NGの服あります。水洗いどころか、ドライクリーニングもできない服です。でも、着用すれば汚れるので、キレイにしたいです。
かつての私は、クリーニング店なのに、そういう服を洗濯表示に従い「この服は洗えません」とお断りするのが、プロとして情けなかったのです。だって、キレイにするのが、私の仕事だったからです。
また、洗えないとお断りした服を「ダメになってもいいやと思って、家で洗ったら、キレイになった」と言われた時は、すごくショックでした。
で、研究して、家庭での洗濯禁止の服はもちろんのこと、ほぼ全ての服を、水洗いできるようになりました。
全国のクリーニング店に指導・・・
日本各地にいる「腕に自慢のあるクリーニング店」や「技術が自慢のクリーニング店」の大部分は、私が指導したり、私が作ったマニュアルを活用している所がほとんどだからです。
今やTVや雑誌に技術のプロとして登場しているクリーニング店も、かつては、私が指導したクリーニング店である場合がほとんどです。
私は、クリーニング業界で技術にこだわる人たちを育成したかったので、私が編み出した特殊技術を、2004年から日本全国のクリーニング店に公開し、指導していました。1000社近い数のクリーニング店を指導しました。あれから、クリーニング業界のレベルは、かなり変わったと思っています。
そして、日本のご家庭の洗濯技術をもっと上げたい! そう願って、この洗濯講座を執筆しています。
無難な洗いでなく・・・
この洗濯講座で説明する方法は、無難な洗い方でなく、私がクリーニングの現場で編み出したプロの方法をベースに考えてます。
洗濯表示の通りにすれば、確かにトラブルなく洗えます。が、無難なことしかできません。そして、洗えない服が多いのです。
みなさんも、洗濯表示で家庭洗濯できないとなっていても、実際に洗えた経験があるでしょう?
実際は、家でほとんどの服が洗える!
実際は、もっと洗えるのです。その辺りのことを、本音で書きたいと思います。
上記でクリーニング会社時代にすべての服を水洗いと書きましたがが、その時、開発した洗剤の一つが弊社のプロ・ウォッシュです。この洗剤は、クリーニング店で、全ての服を水洗いするために必要だった洗剤です。
ただ、ご家庭で、クリーニング店と完全に同じってことはムリだよ!
洗濯のコツを覚えれば、簡単!
ご家庭でも、ドライマークの服の洗濯のコツを覚えると、プロのクリーニング店と同じか、それ以上のことができます。
これから、そのことを紹介していきますね。
家族や自分の服を、愛情をもって、丁寧に洗うことって、とても素敵なことだと思います。
服を大切にする・・・
お気に入りの服を長く着る・・・
洗濯するのが楽しい・・・
そんな人たちが増えることを願って!!!!
アスパイラル 代表 山崎 勝
オシャレ着洗いのコツ