クリーニング店の技術をご家庭でも!
洗濯のプロのクリーニング屋さん!
いったいどんな洗濯やクリーニングをしているのか?
その中でも、ご家庭でもできるプロの技をズバリ公開します!
Contents
家では、ドライクリーニングができないから・・・
ドライクリーニングは、有機溶剤で洗う洗浄方法。服を型崩れさせたり、縮めたりしないので、ある意味、おしゃれ着(ドライマーク衣料)には理想の洗い方なのです。
でも、ご家庭ではドライクリーニングができないので、ドライマークの服やおしゃれ着を水洗いすることになりますので、いくつか注意点があります。
それは、おしゃれ着やドライマークの服は、綿やポリエステルの普段着のように、洗濯機でグルグルと通常に洗えないからです。
おしゃれ着洗いを、ご家庭でするポイントは・・・
ご家庭での洗濯方法は、“水洗い”となってしまいます。水洗いすると、服はどうしても型崩れや縮みを起こしてしまいます。
おしゃれ着洗いのコツは、服に対する水の影響(型崩れ、縮み)を最小限にすること!
水洗いをすれば、服の型崩れや縮みをなくすことはできませんが、それを最小限にすることはできます。それがコツなのです。
おしゃれ着洗いのポイントは・・・
① 家で水洗いできない服を知る
家で洗わない方がいい服
② 服を守る専用の洗剤を使う!
おしゃれ着洗剤について
③ 服が水ぬれた状態で、もんだり、こすったりしないようにする
衣類がぬれている場合は…
④ レーヨンなど特別縮みやすい服は、洗う時間まで気をつける
レーヨンの洗濯方法
⑤ 干し方、乾かし方で服のシルエットが決まる!
おしゃれ着の干し方
上記のポイントを踏まえれば、ご家庭でも、プロのクリーニング店と同じレベルのおしゃれ着洗いができます!
①で「家で洗えない」と書いてますが、おそらくほとんどの服が洗えると思います。洗えない服の方が少ないはずです。
②は、おしゃれ着洗剤でも、いろいろ差があるということです。
③がウールの洗い方のポイントで、大部分のおしゃれ着洗いの基本です。
そして、④では、レーヨン素材の洗い方のポイント。
⑤は、クリーニング店ではあまり意識しません。専用の機械があったり、アイロン仕上げの技量がありますから。しかし、ご家庭では、干し方が非常に重要になります。
二つの洗い(③と④)が、問題なくできるように、①、②、⑤のポイントがあります。
デリケートな服は、手洗いがおすすめ
おしゃれ着洗いのコツは、水洗いでの型崩れ、縮みを最小限にすることでした。
それらを最小限にするには、丁寧に手洗いすることがおすすめです。
洗濯機のドライマークコース(ウールコース)なども、服にやさしく洗えるよう設計されていますが、丁寧に手洗いするようにはいきません。
どうしても洗濯機で洗いたい場合は、ドライマークコースにするだけでなく、洗濯ネットも使って、服を守ってあげてくださいね!
クリーニング店は、おしゃれ着洗いのポイントをキチンとしているだけ!
洗濯のプロのクリーニング店は、おしゃれ着洗いのポイントを徹底的に守ることにより、どんな服でも、必要に応じて水洗いする事ができます。
また、ちょっとしたウール製品などは、業務用洗濯機で水洗いすることもありますが、デリケートな服は、クリーニング店でも一点ずつ手洗いしています。
もちろん、おしゃれ着洗剤も、ものすごくこだわってますよ。洗い上がりが、ぜんぜん違いますから。
ご家庭でもこれだけのことを守れば、クリーニング店と同じレベルの洗濯ができるようになります。
ちなみに、 汚れの種類にもよるのですが、一般に着用でつく汚れは、ドライクリーニングより、ウェットクリーニング(水洗い)の方が良く取れる傾向があります。
なので、クリーニング店でも、水洗いがとても重要視されています。